光回線とADSL回線は状況によってADSL回線の方が早い!?
現在インターネット回線の中でも主流である光回線と昔から人気のあるADSL回線の通信速度は大きく違っています。
表記だけで両者の通信速度を比較すると以下のようなります。
最大通信速度比較
光回線:上り1Gbps 下り1Gbps
ADSL:上り12.5Mbps 下り50.5Mbps
このように両者での通信速度は上り下り共に大きく異なっており、上記から見てもお分かりになるとおり、光回線の方が断然速い通信速度を誇っています。
まず、ADSLが光回線よりも通信速度が勝る要因としては、マンションで光回線を利用する場合は、回線1つで、マンションの複数人(最大32)と共有して利用する形となる為、それに伴い一人あたりの通信速度は、1Gbps÷32人となる為、極めて通信速度が遅くなるのです。
また、共有者の一人が大容量のデータ通信を行うことで、他の共有者全員の通信速度に影響を受け、著しく通信速度が低下してしまうこともあります。
光回線が対応していない地域も存在する
戸建て(一軒家)での利用やマンションでもそうですが、地域によって光回線が対応していないことも多々あり、
しかし、ADSLの場合、表記的に見て光回線よりも通信速度は劣っていますが、ADSL回線を繋いでいる電話局と利用する自宅からの距離が短ければ短いほど、通信速度が安定して快適なインターネットを実現することもできるのです。
まとめ
いかがでしたか?
世間一般では、ADSL回線より光回線の方が圧倒的に速いイメージがあるかもしれませんが、周りの環境や地域によってはADSL回線の方が速度が勝る場合もあるので、まだまだADSLの需要性があるインターネット回線なのです。